先輩の背中を追いかけて

二人のニット卒業生が、仕事について、就職前後での変化や長く働き続けるために大切にしていることを教えてくれました。

〇福祉職として働くKさん ~実習から採用までを振り返り~

実は、自宅から通勤時間が1時間半かかることから「実習が終わったら断らせてもらおう」と思っていました。ところが実習が始まり、利用者さんや同僚の職員さんから「ありがとう」と感謝の言葉を頂けたこと、口頭だけの指示は苦手なのですが、職員さんが苦手さを理解した上で、丁寧に指導して下さるため、だんだん「ここで働きたい」気持ちが強くなっていきました。

最初の一歩を踏み出すことは怖いですが、考えるのは不安な証拠であり、実際に仕事をしていると、覚えることに必死になります。そして達成感が出てきて、自信に繋がります。今はこうして働くことができ、お給料を頂くと、更に自分の仕事が評価されたようで嬉しいです。初任給で家族にプレゼントを買う予定です。

 

〇事務職で働くTさん ~就労4年目の今~

 現在の業務内容、働いて難しいと感じること、企業からの配慮や長く働くために気を付けていること等、事パワーポイントで資料を準備してお話ししてくれました。

 仕事で叱られることもあるが、そこから学ぶ姿勢が大切であり、間違えた理由を探し、次に間違えない工夫をすることを徹底しています。また悩み事がある時は、企業の方が相談に乗って下さるため、孤立感なく働くことが出来ています。

業務以外でも挨拶(自分から・誰にでも)や感謝(どんなに些細なことでも)すること常に意識されており、その姿勢や日々の頑張りが、企業の方からの信頼に繋がり、相談しやすい関係性の構築に繋がっていると感じます。

         

今回、二人の先輩に実際の働く現場のことを聞くことができ、大変にためになり興味を持つことができた。また自信を持ってお話をされる姿が印象的で、自分にも出来る可能性があるかもしれない、頑張ってみようと前向きな感想が多く聞かれ、実り多き時間となりました。お休みの中、時間を作ってくれた先輩に感謝です。ありがとうございました。かっこいい先輩の背中を追いかけて、また明日からの訓練に励んでいきたいと思います。

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