芸術の2月

こんにちは。新型肝炎で状況が更に深刻化しており、不安な日々が続きますが、だからこそ元気に過ごせていることに感謝したり、みんなで声をかけあったり、外出を控えて貯金が増えることを喜んだりといつもと違う視点に目を向けていけるといいなと思います。
ニットでも出来る対策は行いながら、これ以上感染が広がらないよう対策していきたいと思います。

では・・・今週のニットの外出活動の様子です。
　1日コースでは黒崎駅からJRに乗り、小倉駅からは徒歩で 「S．FUMIE展inリーシュ足立ギャラリー“縫って・ちぎって・つながって”」 を見に行きました。 作者の方もいらっしゃったので、どのようにして作ったのか、こだわりポイントはどこなのかを直接聞くことができました。中でも、実際に目の前で布のリース作りを見せていただき、「色使いが斬新なのに綺麗」「細かいのにとても器用ですね」と感想を作者の方に伝えられていました。
　そして昼食はリーシュ足立にて昼食をとらせていただき、午後からは北九州市役所へ。ニットに通う方の作品が展示されているのを見ました。 しっかり歩いて体を動かし、さまざまな芸術にも触れた1日になりました。

　ハーフコースは午前中、ニットから瀬板の森公園への往復コースを歩きました。初めて顔を合わせる方もおられましたが、休憩中に『もう少しですね』と声を掛け合うことをきっかけに挨拶含めお話ししながらウォーキングを楽しむことが出来ていました。そして瀬板の森公園内はジブリの世界のように緑に溢れ、癒しの空間でした。梅の花も綺麗で、春の知らせがもうすぐそこまで来てますね！「桜が咲いたら、お花見したい」と次なる計画も企画中！帰りは皆さん黙々とニットを目指し歩かれ、最後まで全員歩く事が出来ました。とても暖かく、良い疲れと頑張りを感じられるウォーキングでした。

　最後は自立訓練プログラムでリバーウォーク北九州5階にある北九州市立美術館分館で行われていた『日本の切り絵5人のミューズ』展に行ってきました。自分達で電車の時間を調べて準備万端！数回目の外出活動のため、それぞれ1人で切符を購入し、電車も乗り降りすることが出来ました。それから作品展では『すごい』を何回こぼしたかわからないぐらい、切り絵の繊細さ、作家さんの発想や幻想的な世界に一瞬にして引き込まれました。

ニットではニット内の訓練のみではなく、体力作りを基本とし、多くのものに触れ、感じられる五感を磨くプログラムもたくさんあります。また現状の体力や気持ちによって、参加したいプログラムを選択できますので、興味があれば是非お気軽にお問い合わせください。