外部講師特別プログラム in Knit


こんにちは。

先週末は一喜一憂させられるニュースが続きました。
ラグビー日本代表の快挙に湧き上がるような感動を覚えたかと思えば、台風19号による東日本の甚大な被害に心痛めるばかりです。被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げるとともに、こんな時だからこそ日本代表の皆さんが被災地に勇気をふりまけるよう、応援したいと思います!


今回は、月末に開催される「障害者雇用促進面談会」に向け“はたらく”ことに焦点を当てたプログラムについてご紹介します。
複数準備しているプログラムの中でも目玉となるのが、『外部講師特別プログラム』です!第1弾は“はたらく”をテーマとした講演、第2弾は別日程で同じ講師による模擬面接会を行います。

今回、外部講師をお願いしたのは、医療法人社団鳥巣病院で事務次長として勤務されている、岡部俊範氏です。この病院には今年4月にニットから女性1名が就職しており、岡部氏はその際の企業側担当者として関わりが始まりました。そしてその女性が働き続けている現在も、上司として現場でのサポートに力を注いでいただいています。


講演は、事前に集約してあった質問に対して岡部氏が見解を述べていくスタイルで進行していきました。



働き続けることは一筋縄ではいかず、大変な場面や苦労することの方が多いかもしれない。しかし、その中で見出されていく楽しさは何ものにもかえ難く、それが"良い仕事”への原動力となる。そこでしか会うことのなかった人とのつながりや誰かの役に立てた時の達成感、具体的な目標にたどり着いた時の喜びが、また次の“良い仕事”へと繋がっていく。

仕事を感覚として覚えていくため、自分に任された部分はできれば毎日触れていく方がいい。その分、他の人が任されている部分はちゃんとその人を頼っていけばいい。そこにチームとして働いている意味があるし、コミュニケーションが重要だと言われるのもここ。


自分のことは自分の言葉で相手に伝える勇気を持って欲しい。いつ何をどこまで伝えるのか、そのタイミングは自分自身で計りながら。

それでも辞めたい気持ちが湧き起こった時は、誰かにその思いを聞いてもらいながら気持ちや考えを整理していく。結局は人とのつながりが大切になるし、自分自身も他の人のことを支えられる存在でありたい。


今回のプログラムに参加した利用者の皆さんからは…

「実体験にもとづいたお話に、これから何を考えていくべきか見えてきた。」
「人とのつながりを大切に、コミュニケーションを学んでいきたい。」
「実習などを通して辛さを感じる時もあるが、いい経験になっているんだなと思えた。」
「ものごとをプラスに捉えながら、自分らしい生き方を見失わない重要性を認識した。」

…といった意見が聞かれました。


次回第2弾は模擬面接会です。
利用者の皆さんがより自分自身に迫った気づきを得てもらえることに期待したいと思います!

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