企業実習

皆さん、こんにちは。

インフルエンザの大流行がニュースになっています。ここ北九州市でも年明けに警報が出され、依然として患者数は増えている様です。くれぐれも体調にはお気を付けください。
ニットでは1時間に1回、10分間の換気タイムを決めて、意識的に空気の入れ替えを始めました。

さて、今週はついに企業実習の様子をお伝えします。ブログ初披露です!
ニットでは二種類の企業実習を組み立てています。

その一つ、グループ実習では・・・複数の利用者に職員が一名同行する形で、週2~5日、中長期間の実習に取り組みます。実際の仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や具体的な職場環境を知ることで、就職に向けたイメージを膨らませます。また、仲間とともに取り組むことで協調性や競争心を養うことも目的としています。

そしてもう一つ、単独実習では・・・文字通り基本的に利用者単独で実習に取り組みます。様々な職種を経験し、その都度、企業の方・職員との振り返りを重ねていくことで、自分自身がどんな職種や働き方に合っているかを明確にしていくことを目指しています。


今回は「ローソン八幡熊手二丁目店」で行っている、単独実習についてご紹介いたします。皆さんご存知の大手コンビニエンスストアで、ニットの近くに昨夏オープンしたばかりの店舗です。小学校も近くにある地域柄、子どもと女性に優しいお店を目指されています。

実習で取り組む業務内容は
 ・声出し(はっきりとした声でお客様にご挨拶します。)
 ・清掃(店舗内外の掃除を定期的に行います。)
 ・品出しや商品の陳列(トラックで運ばれてくる食品や飲料、書籍などを店舗裏側で整理し、棚にきれいに並べていきます。)
 ・POP作成(売り出し中の商品やキャンペーン、季節限定商品の紹介看板を作成します。)




実際に実習を始めるとまず驚くのが、そこで取り扱う商品の種類の多さです。日頃はあまり気に留める事のない商品も多く、実習に取り組む利用者からは戸惑いが感じられました。
その他にも、お客様が入ってきた際どのタイミングで挨拶をするのか、商品の置き方はどうすれば見栄え良く取りやすいのか、突然質問された時の返答はどうすれば良いのか等々、それぞれが現場で感じる課題も千差万別です。

事業所内で取り組んできたプログラムを自分のものにするためにも、企業実習は大切な場となります。これからも一人ひとりに応じた実習の場を設けながら丁寧な振り返りを重ね、皆さんの将来に繋げていきたいと思います。

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